top of page
執筆者の写真t.yagihashi

高校生の”マジメモード”を融解させたい

僕「昨日はゼミの日で、高校生とたくさんおしゃべりしてきた。」


もうひとりの僕「お、早速『Active Learning Pattern』の”おしゃべりの関係”を実践してきたわけか。」


僕「まぁ、そんな感じかな。高校生とおしゃべりするっていうのもそれなりに緊張するもんだね。」


もうひとりの僕「確かにね。それと同じように、向こうにとっても僕らが緊張する対象なのかもしれないよ。一緒の席につくと、姿勢がピシっとなってたよね。」


僕「そうなんだよな。指導する立場ではないと自分では思っていても、オトナと接するとなると”マジメモード”になるんだろうなと思う。」


もうひとりの僕「その”マジメモード”になってしまうのは、困るの?」


僕「個人的にはあまりよくないなと思ってるんだよね。僕としては、高校生が自分たちがやりたいことを進めてもらいたいと思っているんだけど、”マジメモード”になると『No』とは言わずに言われたことを指示として受け取り始める場面に何度か会ってきたんだ。」


もうひとりの僕「君の気持ちもそうだけど、高校生の気持ちもわかる気がする。なぜだかオトナの言い分は正しいことばかりだし、指示に従わなければ怒られることもあるからさ。つまり本人たちが元々そうだったわけではなく、習慣から形作られた態度なんじゃないかってこと。」


僕「僕も高校生の時は、オトナたちが正しさを振りかざしてくることに怒りを覚えていた記憶がある...。」


もうひとりの僕「逆に言えば、まさに『おしゃべりの関係』にあるように、”相手を一人の人としてあなたに興味があるという気持ちで、ごく普通の会話をする”ことが大事なんだと思う。高校生にとって、指示を受ける対象ではなくなる可能性があるだろ。」


僕「なるほど。」


もうひとりの僕「おしゃべりの積み重ねが高校生の”マジメモード”を溶かしていくことに繋がるんじゃないかな。」


僕「確かに。ちょっと話をしてみるとなんとなく、高校生の表情だったり、空気感も違って見えたんだよなあ。1,2年生が一緒にグループ活動してるじゃない?特に1年生の子たちは先輩たちに遠慮して固まっていることが多いから結構キツそうなんだよな。」


もうひとりの僕「なるほど。グループワークやチームが機能できるようにするには本当大変だよな。ただ、その話はまた別のことかもしれないね。」


僕「ニャルほど🐱また、明日にでも話すことにしよう。」


閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

local.

ambiguous

question

תגובות


bottom of page