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執筆者の写真t.yagihashi

知の巨人の肩に立てれば、遠くだって見えるかも

僕「この前さ、注文していた『アクティブラーニング支援パターンランゲージ』っていうのが届いたんだ。結構重い白いよ。」


もうひとりの僕「どんなものなの?」


僕「先生たちが日頃行っているアクティブラーニングを促すための技法を45分類したものだよ。どんなことに気をつけて生徒たちと関わっているかってやつ。」


もうひとりの僕「それは気になるな。具体的な内容を教えてよ。」


僕「例えば『おしゃべりの関係』っていうカードだと”生徒を、ひとりの人として『あなた』に興味があるという気持ちで、ごく普通の会話をする。”って具合に書いてある。」


もうひとりの僕「優れた支援を行っている人たちがどんなスタンスで生徒と関わっているかとか、普段過ごしているかが書かれているわけだ。」


僕「そうそう。自分自身も気をつけていることはあれど、これだけ解像度高く色々な視点を持つことはできていなかったなって思ったんだ。書かれていることもとても素敵だしね。こんな関わり方ができたらすごくいい学びの時間が生まれるんじゃないかって、久しぶりにワクワクしたよ。」


もうひとりの僕「素晴らしいことじゃないか。歴史や本もそうだけど、長年の積み重ねは僕らが考えていることを遥かに超えている。その人たちの知恵の上に立つために、僕ら自身が学び続けることは欠かせないよね。」


僕「あ、それも書いてあったよ。『学び続ける教師』ってカード。”学ぶ機会をもつことは自分のためだけでなく、授業などの質を上げることにもつながると考え、常に学び、未知なることに挑戦し続ける。”だってさ。」


もうひとりの僕「これを作っている側のヒアリングや分類する作業についても結構気になってくるな。昔、ゲートキーパーパターンをつくる際に、お手伝いをさせてもらったことがあったね。」


僕「うん。こういったマインドセットづくりに、今度は自分が携わることになるなん想像してなかったよ(笑)」


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