僕「久々に分厚い本を読んだよ。『哲学と宗教全史』ってやつ。わかりやすいけど、とても読み応えのある本だった。」
もうひとりの僕「おお、お疲れ様。」
僕「出口治明さんっていう方が書いている本なんだけど、すごい膨大な量の知識で構成されているなって思った。」
もうひとりの僕「へえ。」
僕「100以上の歴史上の人物が出てくるんだけど、まあ頭追いつかないよね。自分の知らないことばかりだな、世の中って思った。」
もうひとりの僕「うん。そうかもしれないね。」
僕「さまざまな哲学者の思想について平易に解説されているんだけど、どの人も結局、時代の影響を色濃く受けているらしいっていうのが僕が感じた1番強いところだったな。」
もうひとりの僕「そうなんだ。」
僕「そういう意味で、レヴィ=ストロースが”社会の構造が人間の意識を作る”っていう趣旨の話は納得できるなと思う。」
もうひとりの僕「うんうん。」
僕「とはいえ、この本だって、著者の出口さんの視点で書かれているわけで。さまざまな解釈が混じっているに違いない。」
もうひとりの僕「そうだね。」
僕「調べて、思考してを繰り返していかないと、世界の現象を放置しているみたいでもったいないなと思うな。」
もうひとりの僕「そうかもしれないね。」
僕「そんなことで、世界史とかに強く興味が出てきたし、カント『純粋理性批判』やデカルトの思想にも触れてみたいです。」
もうひとりの僕「時間をかけてがんばれ。」
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