僕「.......」
もうひとりの僕「どうしたの?」
僕「いやぁ、ものごとがなかなかうまくいくもんじゃないなと思って。」
もうひとりの僕「なにかあったのかい?」
僕「なにかあったというか、想定していた(?)こととズレた着地をすることがあったりするとイラッとすることとか...ない?」
もうひとりの僕「たしかに。そんなこともあるかもしれない。それが良い方向に進めばいいかもしれないけど、そうなるとは限らないものな。」
僕「そうなんだよ。自分の思う方向に進まないことに苛立ちを覚えるということに、気づいた。」
もうひとりの僕「傲慢なやつだな。周りが『仰せのままに』なんて、すべての言うことを聞いてくれるわけないじゃないか。思う通りになることの方がむしろ少ないんじゃないだろうか。」
僕「そうだろうと思う。頭ではわかっていてもただ、どこかでそれを許せない気持ちもあるのかもしれない。」
もうひとりの僕「なにかを手放すことはとても怖いよね。準備だってできなくなるし、自分が臨機応変に対応できるかなんてわからない。」
僕「僕もそう思う。」
もうひとりの僕「この前読んだ『自分思考のすすめ』って本あったじゃない?あれはすごくいい視点だと思うんだ。他人の評価でなく、自分がどうしたいかで考えることが大切だってあったよね。時には自分のこんなところが嫌だなとか思うかもしれないけれど、それを別の視点から眺めてみると良いところが見えてくるかもしれないよ。」
僕「確かに。想像力があると言い換えることができるかな?」
もうひとりの僕「そうそう。その調子。ただ、他者がいるということは忘れてはいけない。周りの評価や意図に振り回されるなと言ってるのであって、自分が他者を振り回すことを良しとしては元も子もないからね。うまくいかなかった時には、別の視点から事実や感情を眺めてみて、むしろ失敗を学びに繋げることが大切なんじゃないかな。」
僕「仰せのままに....。」
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